医院の収入は、自費収入が多い診療科でなければ、社保・国保からの入金が

主となります。よって、一般の会社と違って、債権が貸し倒れる危険性は、ほとん

どありません。

 ですので、社保・国保に対するリスクの管理は必要ありません。

 よって、未収金管理が必要となるのは、窓口収入です。

 (1) 保険証を忘れたもしくは使えなくて、自費になった

 (2) 財布を持ってくるのを忘れた 

 などの場合の未収金管理を きちんと行う必要があります。

 レセコンを使ってきちんと管理できれば良いのですが、特殊事情で発生した

未収金の場合、対応できない可能性もあります。

 窓口収入は未収であっても、診療を行った月の売上になります。 

 つまり、お金は入ってきていないのに、売上としないといけません。

 未収金の管理をきちんと行う事によって、長い間、入金されていない未収の

窓口収入も把握することが可能です。その未収の窓口収入が100%回収不能

であれば、貸倒れとして経費に出来ます。

 売上か貸倒れどちらの場合にも、これらの管理がしっかりしていないと、

経理処理が出来ませんので、手間はかかりますが、未収管理帳のようなものを

作成し、医院で管理することが大切です。

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